日曜日に砥峰高原へ行って来ました。
この日は月の出が早いのですが、試してみたいことがあったので、月が上がってからも明るくなるまでいるつもりでした。
試してみたいとというのは、一つは先日作成したリレーボックスのテスト、もう一つは金曜日に到着したばかりの新機材のテストです。

日没前に到着し、薄明終了から月の出までリレーボックスのテストをしながら撮影、月が出てから新機材のテストという予定でした。
しかし、到着してみると一面の曇り空、さらに強風が吹いています。
とりあえずR200SSを車から出して温度順応させながら様子を見ていましたが、なかなか雲が切れてくれません。
20時過ぎになってやっとく晴れてくれましたが、幾分弱くなったとはいえ相変わらずの強風です。

そこで、とりあえずカメラレンズで撮影してみることにました。
イメージ 1
はくちょう座
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM (F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO800 480sec x 10

イメージ 2
カシオペア座~ペルセウス座
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM (F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO800 480sec x 9

よく考えたらこの画角は7月にも撮っていました。
しかも、片方はフレーミングが変ですね。
手抜きしたなら、それなりの物しか得られないということでしょうか。

GPVの予報も悪い方に傾いているし、いつまで晴れてくれるのかもわからないので、通常の撮影はせずに新機材のテストに入ることにしました。
なかなか風が弱くなってくれないのでR200SSは諦めてED80Sに新機材のカメラを取り付けます。
しかし、届いてから間もない機材なので扱い方のコツがわからず、どんどん時間が過ぎていきます。
何とかやり方が解って、撮影に入れる頃には雲に覆われてしまいました。

その後、晴れ間が来ることを待ちながら過ごしましたが、晴れることはなく雨がぱらついてきたので急いで撤収しました。

やはり、いきなり新機材の投入をするには準備不足だったようです。
次回の遠征までに説明書を読みなおして、撮影できるようにしておかないといけませんね。

リレーボックスの実地テストはうまくいきました。
先日の記事の時に作成したASCOMドライバではRAとDECを同時に動かすことが出来なかったため、少し手を入れて非同期に動作するようにしました。
その状態で問題なくPHD Guidingでガイドできていました。
これで、Lodestar故障時の予備としてDSI Proが使えるようになります。