2014年03月

神野山(2014/3/22)

土曜日は仕事が休みだったので神野山へ行って来ました。
砥峰高原へ行こうかと思っていたのですが、ライブカメラを見ると前日の雨が雪だったようで10cm以上積雪している様子。
凍結した急坂を登るのは無理なので、久しぶりに神野山へ行くことにしました。

この季節は撮影対象は銀河になるのですが、銀河を撮影するには長焦点で撮影する方がいい、しかし風があると風があるとまともな写真が撮れません。
撮影鏡筒をR200SSにするかC8にするか迷いましたが、風に弱いのは両方共同じということで、ほぼ2年ぶりにC8を使ってみることにしました。
イメージ 1
M106
Kyoei C8 EX(f=2032mm) + Vixen コマコレクター3
Vixen SXP
Atik 460EX(-15度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ + Astronomik Hα(6nm)フィルタ
L 600sec x 14 RGBHα 600sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

撮影を始めるにあたり対象付近を導入してみたのですが、何故かゆっくりと星が左に移動していきます。
原因不明でしたが、夜半前には下弦前の大きな月が上がってくるので時間がないし、オートガイドを入れると移動しないのでそのまま撮影することにしました。
しかし途中で撮影された画像を見ると星は全て卵型、撮影を中断して各部を見なおしたところ、赤緯側のクランプの締め付けが少し甘かったので締め直しました。
その後は星が流れることはなくなったようなのですが、今度は風が出てきてガイドエラーを連発してしまいました。
結局全撮影画像のうちほぼエラーが無いと言えるのは1枚だけ。
仕方がないので画像処理でエラー補正を行いました。

今回はF10と暗い鏡筒を使用したのですが、露出時間を10分では短かったようで、M106の淡い外側の腕を写すことは出来ませんでした。
風がないという条件が必要ですが、対象のことでは星の明るさが飽和することはないのでもう少し延ばしてみても良かったかなと思います。

勾玉星雲の再処理

イメージ 1
勾玉星雲を再処理してみました。
星の周りにあった緑色と赤色のリングを出来るだけ目立たなくしてみたのですが、少し解像感が下がってしまいました。
この星雲は天の川の中にあるので背景に星が多いのですが、露出オーバーのためそのほとんどが飽和してしまっていて、これ以上目立たなくすることが出来ませんでした。
時期的に今季はもう撮影することが出来ませんが、秋になったら撮り直してみようかと思います。
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