このところ仕事が忙しくて更新をさぼっていたら一月以上がたってしまいました。
今週末は世間的には3連休でしたが、土日は仕事だったので自分的には1連休でした。
さて、この記事は先月の3連休に砥峰高原へ行った時の話しです。
その時も土曜日は仕事だったのですが、朝から機材を積んで車で出勤し、仕事が終わってから現地へ直行しました。
到着したのは23時ころでちょうど月が山の陰に隠れたところでした。
早速機材を設置してM33の撮影を始めたのですが、2枚撮ったところで雲がやってきました。
この日のGPVの予報は一晩中快晴だったので期待していたのですが、山の上に現れる低い雲は対象外なのか予想とは全く違って全天雲に覆われることもありました。
その後も雲が時々流れたりして安定して晴れてくれるようではなかったので、撮影対象を短時間でも写るM42に切り替えました。
イメージ 2
M42
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Atik 460EX(-10度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 300sec x 2 30sec x 24 RGBHα 300sec x 2 30sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

これの撮影中も雲の通過があったりして各色が均一にならなかったためか、暗い部分に変な色の斑が出ていたりします。

平行して魚眼で天の川でも撮ってみたのですが、ここで失敗してしまいました。
イメージ 1
天の川
Sigma 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM (F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO800 30sec x 7

5分露光を7枚撮影したつもりでいたのですが、なんと5分間隔で30秒露光を7枚撮影していました。
画角決めの試し撮りの時にシャッタースピードを30秒にしていて、バルブに切り替えるのを忘れてしまったようです。
おまけに大きなゴミもうつっているし、完全な失敗写真です。
くやしいので無理やり処理してみました。

4時頃になるとしし座のあたりにアイソン彗星が昇ってきました。
カメラを付け替えるのが面倒だったのでそのままモノクロで撮影しました。
イメージ 3
C/2012 S1 アイソン彗星
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Atik 460EX(-10度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 300sec x 7
SXPの彗星追尾でノータッチガイド

双眼鏡でこの彗星が見えないか試してみましたが、やはりまだまだ暗いらしく見つけることが出来ませんでした。

翌日の日曜日は休みで晴れそうな予報だったし、ゆたさんからのお誘いもあったので大野山へ行こうと思っていました。
しかし、連日日付が変わるくらいの時間に帰宅している身で、しかも撮影で徹夜した後だったので、そのような体力は残っておらず、月曜日の昼まで爆睡していました。