久しぶりに猪名川天文台のある大やさんへ行ってきました。
この日は薄雲が多かったのであまり期待はせずにデカかましたが、到着してみると案の定雲の多い空でした。
この日は薄雲が多かったのであまり期待はせずにデカかましたが、到着してみると案の定雲の多い空でした。
仕方がないので天文台の望遠鏡で観望を楽しんだ後外へ出ると雲が少なくなっていました。
これならば何とかなるかもしれないと思いとりあえず固定撮影で1枚。
この日は雲があるものの透明度はそこそこあったようで、はくちょう座からカシオペア座の辺りの天の川がうっすらと見えていました。
この写真はカブリがひどかったので少し手心を加えています。
これならば何とかなるかもしれないと思いとりあえず固定撮影で1枚。

この写真はカブリがひどかったので少し手心を加えています。
風が強かったので望遠鏡での撮影は諦めてカメラレンズでの撮影をしてみました。
望遠鏡では焦点距離的にムズカシカッタ北アメリカ星雲とペリカン星雲のセットです。
北アメリカ星雲
SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX (F2.8で撮影)
Vixen SXP
Atik 460EXm + Astronomik LRGB Typ IIc フィルタ
温度14.2度 L 240sec x 4 120sec x 2 RGBHα 120sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Meade DSI Pro + PHD Guiding でガイド
望遠鏡では焦点距離的にムズカシカッタ北アメリカ星雲とペリカン星雲のセットです。

SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX (F2.8で撮影)
Vixen SXP
Atik 460EXm + Astronomik LRGB Typ IIc フィルタ
温度14.2度 L 240sec x 4 120sec x 2 RGBHα 120sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Meade DSI Pro + PHD Guiding でガイド
Hαのブレンド率を高めにしたせいか、星の色がなくなってしまいました。
ペリカンの左目が青くないですね。
ペリカンの左目が青くないですね。
カマラレンズで撮影していて気になったことがひとつ。
星の周りに輪のようなものが写っています。
これはHαの一枚画像ですが、他のフィルターでもだいたい同じような状態です。
フィルターのゴーストなのかもしれませんが、同心円上になっておらず星が下の方に寄っています。
周辺に行く程、放射状に星像が歪むのはレンズの収差だとお思いますが、輪のようなものはどの場所でも上の方に出ています。
これってスケアリング不良ということなのでしょうか?
星の周りに輪のようなものが写っています。
これはHαの一枚画像ですが、他のフィルターでもだいたい同じような状態です。

周辺に行く程、放射状に星像が歪むのはレンズの収差だとお思いますが、輪のようなものはどの場所でも上の方に出ています。
これってスケアリング不良ということなのでしょうか?
この日はいつもと違うことをしたこともあり、色々と失敗しました。
失敗その1:
露よけヒーターの装着を忘れた。これは風があったし湿度も低かったので結露はありませんでした。
露よけヒーターの装着を忘れた。これは風があったし湿度も低かったので結露はありませんでした。
失敗その2:
冷却CCDの温度設定だけしてクラーのONを忘れた。画像処理するまで気付きませんでしたが、ただの空冷カメラになっていたようです。
冷却CCDの温度設定だけしてクラーのONを忘れた。画像処理するまで気付きませんでしたが、ただの空冷カメラになっていたようです。
失敗その3:
防寒装備を忘れた。いつもは機材のそばに置いてあるけど前の週に洗濯した後別の場所においてあり、日中は日差しが強く暑かったのですっかり忘れていました。気温は14度くらいでしたが、風が強かったので非常に寒い思いをしました。
防寒装備を忘れた。いつもは機材のそばに置いてあるけど前の週に洗濯した後別の場所においてあり、日中は日差しが強く暑かったのですっかり忘れていました。気温は14度くらいでしたが、風が強かったので非常に寒い思いをしました。
出掛けるときも、撮影する前もきっちり確認をするようにしないといけませんね。
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- 天体写真