2013年08月

しらびそ高原で撮影した写真

8月10日にしらびそ高原で撮影した写真です。
イメージ 1
M16 イーグル星雲
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Atik 460EX(0度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 600sec x 8 R 600sec x 3 G 600sec x 2 B 600sec x 2 Hα 900sec x 1
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

イメージ 2
M33 さんかく座銀河
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Atik 460EX(0度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 600sec x 6 RB 600sec x 2 Hα 900sec x 1
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

イメージ 3
はくちょう座 デネブ~サドル付近
Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM (35mm F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO800 480sec x 16

撮影時からわかっていたことですが、M16もM33も露出不足です。
この倍くらいの時間をかけたほうがいいのですが、時間が足りませんでした。
撮影した日はガスが少しずつ薄くなっていったこともあってか、各フレームの星の大きさが後になるほど小さくなっていました。
そのままRGB合成すると星の周りに緑と赤の輪が出てしまうので、スターシャープで星の大きさを合わせてから合成しました。
今回もR画像とL画像にHαをブレンドしていますが、単純に加重合成すると赤が弱くなってしまったので、R画像を複製してHα画像を比較明合成したものを40%程荷重合成してみました。

2013/08/19 追記
イメージ 4
M33があまりにもショボかったので再処理してみました。
Hαの配合比率が高いとどうしても暗くなってしまうので、20%まで落としてみました。
それにしても、やはり露出不足ですね。
この倍くらいの時間をかけないとダメみたいです。

しらびそ高原(2013/8/10)

土曜日にしらびそ高原へ行ってきました。
Skywalkerさんが企画して下さった東西合同オフ会への参加です。
この日は早めに出かけて暗くなるまで現地で休憩しておこうと思い、朝7時に出発しました。
13時頃にしらびそ峠に到着しました。
イメージ 1
ハイランドしらびそでしようとと車を降りると、いきなり声をかけられました。
どちら様かと思ったら、ゆたさんでした。
イメージ 2
昼食後、現地へ向かいましたが既に10台以上の車が停まっていました。
早速適当な木を見つけてハンモックで昼寝をしたのですが、下界に比べると気温は低いものの結構暑く閉口しました。
17時過ぎくらいに目が覚めると、車の数が20台くらいに増えていました。
空の様子は薄曇、向こう側に見えるはずの山も見えず透明度はかなり悪いようでした。
イメージ 3
日が暮れて暗くなってもなかなか星が見えませんでしたが、薄明が終わる頃から少しずつ星が見えてきました。
とは言え、やはりガスに覆われているらしく湿度も高く眠たい空でした。
暗くなってからでも、どんどん車がやってきて最終的には30台近くなったのではないかと思います。
イメージ 4
夜半くらいからはガスが切れてきたのか湿度も下がって空の様子も少し良くなってきましたが、透明度がいまひとつのようで少し白っぽい空でした。
イメージ 5
この日はペルセウス座流星群のピークが近いためか明るい流星がいくつも流れていました。
広角レンズの固定撮影で狙ってみましたが、ISO1600、F2.8開放で撮影したつもりがISO800、F4.0で撮影してしまい、特に明るい流星しか写っていませんでした。
3時間弱の撮影中にこの画角内に20以上は流れていただけに残念です。
中央下側の赤と緑の光は夏場の事ですし幽霊かしらんと思いましたが、多分どなたかの懐中電灯の光が迷光として入り込んだもののようです。

この日は最高の条件というわけには行かなかったものの、予想に反して一晩中晴れていて大勢の方たちと楽しく過ごせました。

砥峰高原(2013/8/3)

先週土曜日に砥峰高原へ行ってきました。
このところ天気が安定していないので、この日も晴れるかどうかわからなかったのですが、とりあえず行ってみることにしました。
GPVの予想では雲量50くらいでしたが、日没直後に到着したときには雲も少なく何とかなりそうな空でした。
暗くなってみると透明度が悪く全体的にかすんだような白っぽいそれでしたが、それでも一応天の川は見えていました。
イメージ 1

少し風があり、メインのR200SSでの撮影は失敗する確率が高そうだったので、とりあえずカメラレンズでの撮影をしました。
イメージ 2
はくちょう座
17-35mm F2.8-4 EX DG ASPHERICAL HSM (35mm F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO800 480sec x 11

イメージ 3
カシオペア座~アンドロメダ座
17-35mm F2.8-4 EX DG ASPHERICAL HSM (35mm F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO800 480sec x 15

しかし、撮影に使ったレンズが周縁部で星像が貝殻状になる収差があったためか、あまり綺麗に撮れませんでした。
このレンズ、色収差があまりないので青ハロとかが出ないのはいいのですが、この収差があることをすっかり忘れていました。

それでこれが、メインの三日月星雲です。
イメージ 4
NGC6888 三日月星雲
Vixen R200SS(f=800mm) + Vixen コマコレクター3
Vixen SXP
Atik 460EX(-15度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 600sec x 5 R 600sec x 3 G 600sec x 6 B 600sec x 5 Hα 900sec x 3
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

撮影枚数がバラバラなのは色々とトラブルがあったためです。
やはり風のため結構ガイドエラーがあったのですが、画像処理でガイドエラー補正をしたため星が少し歪になっています。
今回、Hα画像をL画像とR画像に40%くらいブレンドしてみましたが、何となく全体的に赤っぽくなってしまいました。
ただ、ブレンドしなくても背景に関してはこんな感じなので、この辺りの背景は淡い赤色の星雲が広がっているのかなと思います。

この日は明るめの流星がよく流れていたので、写らないかなと思い固定撮影をしてみました。
イメージ 5
もっと大きな流星も流れていたのですが、写ったのはこれだけでした。

2ヶ月ぶりの撮影で空の状態が今ひとつといった事もありましたが、久しぶりに星空を堪能することが出来ました。
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