2012年12月

EOSマウントリング

なんだかバタバタと忙しく過ごしていたら、今年も残すところ数時間になってしまいました。
そんな折、ドイツのお店からT2ネジ接続用のEOSマウントリングが届きました。
Atik 460EXを購入した時に注文していたけどバックオーダーになっていたものが、別送されてきたのです。
実際には1週間前に届いていたのですが、忙しさにかまけて他の郵便物の中に紛れていたのに気づいていませんでした。

実物を見るとあまり精巧な作りとはいえず、接写リングの片側を切り取ってT2ネジを接着してある用な感じです。
バヨネットのバネも弱いので、バネの下に厚紙を挟んでやるとガタが緩和されました。
イメージ 1
フィルターホイールを接続すると光路長が長くなりすぎるので、既に持っているフィルターボックスと組み合わせて、こんな感じでカメラレンズでの撮影が出来たらいいなと思っています。
カメラの固定にはminiBORG用の鏡筒バンドを使ってみましたが、どうもこちらの方がほんの少しだけ細いらしく厚紙を巻いたらキッチリ固定出来るようになりました。
この組み合わせで無限遠より少し内側で焦点が合うようなので、いつかこのセットで試してみようと思っています。

フィルターホイール

このところ週末の天気に恵まれず、10月と11月は無理して活発に動いた反動なのか気力が減退していてブログの更新もしていなかったら、いつの間にか今年も残り2週間を切ってしまいました。
そんな折、先日カナダのお店でポチったフィルターホイールが届きました。

ブツはXAGYL CommunicationのUltra Thin Motorized Filter Wheel - 5 x 1.25" Filters - Version 2です。
イメージ 1

付属していたのは写真右上からT2ネジ31.7mmバレルアダプタ、T2ネジCマウントアダプタ、T2ネジオスメス変換リング、ダークフィルターです。
ダークフィルターはフィルター枠に黒いプラスチックが嵌めこまれているだけのもので、ダークフレーム撮影用に使用せよということのようです。
販売サイトに書いてあるUSBインターフェイスケーブルは入っていませんでした。
入っていても長さが1.8mと短いので多分使えなかったと思います。
古いバージョンではUSB接続の専用ケーブルだったらしいですが、Version 2からmini USBになっています。
重さは2lbsとの表記がありますが、測ってみたところ本体部分のみで250g以下でした。
表記は発送時の重量区分かと思います。

説明書やドライバCDは同梱されていなったので、販売サイトからダウンロードする必要がありました。
それで早速インストールしてみたのですが、何故かFTDIのVCPドライバが認識されなかったのでFDTIのサイトから最新ドライバをダウンロードして試してみたら認識しました。

内部はこんな感じです。
イメージ 2

小型のモーターでギアを介してカルーセルに巻いてあるベルトを駆動するようです。
消費電力はWindousのデバイスマネージャーの電力を見ると90mAとなっているので、セルフパワーでないUSBハブにつないでも使用出来そうです。
フィルターを装着するにこのようにはカバーを外す必要がありますが、それには1枚めの写真に写っている8本のネジを外さなければなりません。

AtikにはEFW2というフィルターホイールがありますが、460EXには少し大き過ぎるような気がして色々探し回っていたら、これが見つかったのでついポチってしまいました。
こいつを使用するにはまだ課題があります。
バックフォーカスの調整は当然ですが、現在撮影に使用しているAtikの付属ソフトArtemisCaptureでは制御できません。
幸いASCOMには対応しているので、安価でASCOM対応のフィルターホイールを含めてシーケンス制御が出来る撮影ソフトを探さないといけません。
ということで、実稼働はまだ先になりそうです。
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