2012年11月

室生寺に行って来ました

近畿地方の紅葉もそろそろ終わりに近づいているので、今週を逃すと見られないかなと思い紅葉見物へ行って来ました。
天気は快晴、絶好の行楽日和なので混雑が予想される場所は避けて行き先は室生寺にしました。
行ってみると、予想通り人は多いものの混雑しているというほどでもありませんでした。
このあたりは杉が多くてところどころに落葉樹が植わっているという感じで、山全体が色づくというようにはなっていませんでした。
しかし、境内の建物の周りには桜や楓、銀杏などが植わっていて、それなりに見応えがありました。
残念ながら桜は既に葉が落ちてしまっていましたが、銀杏や楓はちょうど見頃でした。
快晴の午後ということで、こういった写真を撮るには少し厳しい条件でしたが適当に何枚か写してきました。
調子に乗って奥の院まで一気に登ってきたので、後日筋肉痛に悩まされそうです。
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岡山県備前市(2012/11/17)

土曜日はGPVの予報が不安定で何処へ行くか迷ったのですが、西方向なら何とかなりそうということで、兵庫県を横断して岡山県備前市まで行って来ました。
場所は県境付近の公園のような所で、どうも公園として整備中のようでした。
到着した時は曇っていましたが、23時頃から雲が切れてきました。
しかし、雨上がりで湿度が高く微風だったので透明度は今ひとつでした。

今回はM78をじっくり撮りたかったのですが、時折吹く強い風と通り過ぎる雲に邪魔されてひょうたん型の星の写真を増産する始末。
そうこうするうちに全天雲に覆われてしまいました。
1時間半ほどするとまた雲が切れてきましたが、今度は少し気分を変えて馬頭を撮ってみることにしました。。
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馬頭星雲
Vixen R200SS(f=800mm) + Vixen コマコレクター3
Vixen SXP
Atik 460EX(-15度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 600sec x 4
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

ちょっと枚数が足りないので荒れ気味ですが、明るめに処理してみました。
カラーも撮ろうとしたのですが、雲に邪魔されて結局ぼやけたR画像しか撮れませんでした。
いつかカラーにしてみようと想います。
しかし、アルニタクは明るいですね。
写野には入っていませんが光条が馬頭の上まで伸びています。

晴れていた時間は3時間くらいあったのですが、安定していたのはこの写真を撮っていた間だけでした。
オリオン座のあたりは来月でも狙えるので、また挑戦してみようと思います。

大台ケ原へ行ったものの・・・

金曜日は仕事が終わって急いで帰宅し、大台ケ原へ向かいました。
車を飛ばすこと2時間半、22時過ぎに現地到着です。
広い駐車場には車が数台しか止まっておらず、フロントグラズ越しに星が見えています。
よしよしと、車のドアを開けて・・・ 次の瞬間ドアが閉まってしまいました。
この時、なんだか嫌な予感がしたのですが、とりあえずドアを開けて降りてみました。
思った通り凄まじい風です。
星は見えているものの、時々ちぎれた雲が凄い勢いで通り過ぎています。
こんな状況で望遠鏡を設置しようものなら、赤道儀ごと引き倒されてしまいます。
ビジターセンター前に掛けてある寒暖計を確認すると1度でしたが、体感的には氷点下といった感じでした。
仕方がないので下山することにしましたが時刻は既に22時半、何処かへ移動しても月の出までの撮影時間はあまり望めません。
たらちゃんさんのツイッターによると神野山は曇っているそうでしたが、このまま帰るのも悔しいので冷やかし半分で神野山へ行く事にしました。

下山途中、淡い期待をいだいて南側が見晴らせる道路脇の空き地で降りてみましたが、駐車場以上に凄まじい北風で気を抜いていると谷底に突き落とされそうでした。
そうして、1時前くらいに神野山へ到着してみると、やはり曇っています。
しばらくすると雲が切れてきましたが、すぐまた雲に隠されてしまうような状態です。
撮影をするつもりはなかったのですが、たらちゃんさんの勧めもあってM42を撮影してみることにしました。

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M42
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Atik 460EX(-15度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 15sec x 14 + 240sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

人工衛星と雲が心配だったので15秒露出を20枚4分露出と8枚、その後晴れていたらRGBを撮るつもりでした。
しかし、4分を4枚撮ったところで完全に曇ってしまったので、諦めて撤収しました。
予想通り15秒のうち12枚、4分のうち3枚に人工衛星が写り込んでいたので、2枚ずつ比較暗合成して衛星を消して無理やり仕上げてみました。
空の状態が良くなかったので少し星が滲んだようになっていますが、ランニングマンも何とかあぶり出すことが出来ました。

10月19日に大台ケ原で撮影した写真(その2)

10月19日に大台ケ原で撮影した写真の2枚目と3枚目です。
色々いじくり回してみたものの、最初にアップしたものとほとんど変わりませんね。

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M1 かに星雲
Vixen R200SS(f=800mm) + Vixen コマコレクター3
Vixen SXP
Atik 460EX + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
冷却温度- 15度 L 600sec x 5 RGB 600sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

APS-Cの画角に換算すると1200mm相当になるはずですが、かに星雲は小さいですね。
これをそれなりの大きさに写そうと思うと、このカメラでも2000mmくらいの焦点距離が必要なようです。


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M42
Vixen R200SS(f=800mm) + Vixen コマコレクター3
Vixen SXP
Atik 460EX + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
冷却温度 -15度 L 60sec x 4 30sec x 11 RGB 60sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

この写真は薄明開始まで1時間を切っていたのでおまけのつもりで短時間露光したものです。
G画像は2枚とも人工衛星が写り込んでいて比較暗合成で消したので実質1枚です。
淡い部分はやはり短時間構成では無理があって階調が足りないので無理に強調するとマッハバンドが出てしまいました。
ただ、5分も露光すると明るい部分の大半が白飛びしてしまうので、うまくつながるように多段階露光する必要があって、なかなか難しい対象です。
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