土曜日に砥峰高原へ行ってきました。
この日も休日出勤だったので、車に機材を積んで出勤しました。
仕事が終わって腹ごしらえをし、GPVを見ると北の方は一晩中雲量10~20%程度、その南側は23時頃から0%となっています。
砥峰高原はギリギリ北の方に入っていて、備前市の有名な場所なら南の方になります。
移動距離はほぼ同じで北に移動するか西に移動するかの違いだけなので迷いましたが、この日のGPVの予報は更新される度にころころ変わっていたし、帰りの移動距離も考えて砥峰高原に決めました。
20時頃に到着してみると一面の曇り空でしたが、30分程すると雲が切れていき21時頃には雲はなくなりました。
この日も休日出勤だったので、車に機材を積んで出勤しました。
仕事が終わって腹ごしらえをし、GPVを見ると北の方は一晩中雲量10~20%程度、その南側は23時頃から0%となっています。
砥峰高原はギリギリ北の方に入っていて、備前市の有名な場所なら南の方になります。
移動距離はほぼ同じで北に移動するか西に移動するかの違いだけなので迷いましたが、この日のGPVの予報は更新される度にころころ変わっていたし、帰りの移動距離も考えて砥峰高原に決めました。
20時頃に到着してみると一面の曇り空でしたが、30分程すると雲が切れていき21時頃には雲はなくなりました。
今回はC8の焦点距離をさらに伸ばして使い物になるか試してみました。
まず、空の高いところにあったM63を撮影しました。
まず、空の高いところにあったM63を撮影しました。

Kyoei C8 EX(f=2032mm) + Vixen コマコレクター3 + Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4x DGX (合成f=2845)
Vixen SXP
Canon EOS X2(フィルタレス改造) + Astronomik Luminance Filter ISO1600 1200sec x 4
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド
やはり気温10度弱でISO1600の20分は無理がありました。ノイズだらけです。
当然ダークも合わないので、ところどころ黒抜けしています。
おまけに、画像処理で少しごまかしましたが、星が流れてしまっています。
F14ともなると相当暗く20分でも露出不足気味です。
氷点下での長時間露出か、高感度の冷却カメラが必要でしょうか。
当然ダークも合わないので、ところどころ黒抜けしています。
おまけに、画像処理で少しごまかしましたが、星が流れてしまっています。
F14ともなると相当暗く20分でも露出不足気味です。
氷点下での長時間露出か、高感度の冷却カメラが必要でしょうか。

Kyoei C8 EX(f=2032mm) + Vixen コマコレクター3 + Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4x DGX (合成f=2845)
Vixen SXP
Canon EOS X2(フィルタレス改造) + Astronomik Luminance Filter ISO800 360sec x 6
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド
M63を撮ったあと全天曇りになりましたが、1時間弱で再び雲はなくなりました。
焦点距離が長くて暗いので明るい対象ということでM57を撮ってみましたが、やはり小さいですね。
これでも惑星状星雲の中では大きい部類に入るので、小さな惑星状星雲の撮影は私に機材では無理でしょう。
焦点距離が長くて暗いので明るい対象ということでM57を撮ってみましたが、やはり小さいですね。
これでも惑星状星雲の中では大きい部類に入るので、小さな惑星状星雲の撮影は私に機材では無理でしょう。

Kyoei C8 EX(f=2032mm) + Vixen コマコレクター3 + Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4x DGX (合成f=2845)
Vixen SXP
Canon EOS X2(フィルタレス改造) + Astronomik Luminance Filter ISO1600 240sec x 6
Vixen ED70SS(f=400mm) + Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド
薄明まで30分くらいになってしまったので、天頂付近にある明るめの対象としてM27を撮影しました。
露出が足りないのではないかと思っていましたが、意外とまともな感じになりました。
露出が足りないのではないかと思っていましたが、意外とまともな感じになりました。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX HSM (70mm F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2改 + Astronomik Luminance Filter ISO800 600sec x 10
このレンズを使うといつも星の周りにハロが出てしまいます。
ピント位置の調節で軽減できると思うのですが、カメラ本体の液晶表示では確認しづらいので今度パソコンをつないでじっくり試してみるつもりです。
ピント位置の調節で軽減できると思うのですが、カメラ本体の液晶表示では確認しづらいので今度パソコンをつないでじっくり試してみるつもりです。

この日は気温が8度前後、湿度はこの場所にしては低めでほぼ無風、季節がら透明度は低めで眠たい感じの空ではありましたが、いて座からカシオペア座付近まで天の川が見えていました。
普段1時間に1台くらいは通る車が22時以降まったく通らず、動物の鳴き声もなかったので静かな夜でした。
月の無い週末は3週間後で梅雨入りしているかも知れないと思い少し無理して撮影に出掛けたのですが、やはり体力の限界というものはあるようで日曜日は一日寝込んでいました。
梅雨入り前に天気に恵まれてよかったと思います。
次の撮影は7月下旬になるのでしょうかね。
帰り道、麓まで降りる途中で斜面を2匹のタヌキが下りてくるのが見えたので車を止めて見てみました。
1匹は先に下りて側溝の中にもう1匹は斜面の途中で、どうしようか迷っているようでした。
しばらくすると斜面のタヌキがもう1匹の方を振り返りつつ斜面を登っていき、側溝の中のタヌキも反対側へ走っていきました。
道を横切る姿は何度か見たことがありますが、じっくり見たのは初めてでした。
1匹は先に下りて側溝の中にもう1匹は斜面の途中で、どうしようか迷っているようでした。
しばらくすると斜面のタヌキがもう1匹の方を振り返りつつ斜面を登っていき、側溝の中のタヌキも反対側へ走っていきました。
道を横切る姿は何度か見たことがありますが、じっくり見たのは初めてでした。
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