2011年07月

撮影用カメラ

天体写真撮影用のメインカメラCanon EOS Kiss X2とフラットフレーム撮影用に使用しているライトボックスです。
Kiss X2は天体写真撮影に使用されている方も多いようですが、実はこのカメラは故障しています。
裏にある液晶が点灯せず、ファインダー内の表示も一部点灯しないのです。
修理をするとなると結構かかるようだったので、修理代を出すつもりでもう一台中古を購入し、この機体は自分で赤外フィルタを外しました。
液晶が点灯しないのでカスタム機能の設定変更は出来ず、PCがないとピント合わせも出来ませんが、それ以外は問題なく使えています。
ひとつ嫌なところは、フィルタを外した影響で撮像素子のカバーガラスについたホコリがクッキリ写ってしまうことです。
フィルタ無しの改造をした方たちはホコリ対策はどうされているのでしょうか?
 
ライトボックスは発光部分がA4用紙より一回り大きいくらいの大きさがあります。
大きさ的には口径20cm位までならフラット撮影に使えそうです。
あまり気にしてはいませんが、わずかに明るさのムラがあるので、シビアにやるなら方向を変えて何枚か撮影する必要がありそうです。
イメージ 1
 
撮影用のフィルタです。
左がUVカットフィルタ、右がHαフィルタです。
両方ともカメラ改造時に海外通販で購入しました。
カメラ本体のフィルタを除去したので、持っているカメラレンズでは無限遠でピントが出ないため、MCプロテクトフィルタを両面テープで貼り付けてあります。
粘着財がはみ出てくるのではないかと心配していましたが、今のところ問題ないようです。
イメージ 2
 

ナローバンドフィルタ

いつの間にか梅雨が明けて夏になってしまいました。
昨夜は天気がよかったので死蔵していたナローバンドフィルタを試してみました。
月が大きいし出かける気力がわいてこないので自宅でカメラレンズでの撮影です。
 
イメージ 1
Canon EF50mm F1.4 (F2.0で撮影)
Canon EOS X2改 ISO800 900sec x 4
 
周りの家や電線があるので、天頂付近にあったはくちょう座の辺りを撮りましたが、極軸をいい加減に合わせたせいか結構流れてしまいました。
左側が明るいのは多分月明かりの影響だと思います。
 
イメージ 2
ステライメージのカブリ補正で補正してみました。
北アメリカ星雲の下にある星がデネブ、中央に写っているのはサドル付近の星雲だと思います。
この辺りの星雲は大きいので持っている望遠鏡でははみ出してしまいます。
 
カメラレンズでの撮影はほとんどしたことがありませんが、焦点距離が短い上フィルタを装着しているせいでライブビューでのピント合わせが出来ませんでした。
 
今度はカラーで撮影してみようかと思っています。
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