この年末年始は天気があまり良くなく、この日も近畿地方は曇りの予報でした。
しかし、串本なら何とか晴れそうだったので、串本へ行ってみました。
日の入り直後に到着しましたが、予想通りの快晴です。
場所は紀伊大島を見下ろす山の上でしたが、初めての場所だったので、暗くなる前に辺りを散歩してから機材の組み立てを始めました。

北側には大きな町はないはずですが、地平付近が明るいのが気になりました。
それでも地平付近の2等星が目視できたので、暗いから目立つだけなのかも知れません。

バブル星雲(NGC7635)とM52
Vixen ED80S(f=720mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 1800sec x 5
まずは、バブル星雲の撮影です。
対象が小さいのでレデューサーを付なかったため、長時間露出になってしまいました。
12時過ぎくらいに曇り始めたので、仮眠しつつ晴れるのを待ちましたが、晴れる様子が無いので4時くらいに撤収しました。
結局撮影できたのはバブル星雲が8枚だけ、ガイドエラーと人工衛星のおかげで使えそうなのが5枚だけという結果になりました。
冬場の串本は空気が乾燥しているらしく、ヒーターを電源を切っていてもレンズが結露することはありませんでした。
自宅からはよく行く遠征地の砥峰高原への距離の倍もあり、簡単にいくことはできませんが、また行ってみたいところです。
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