砥峰高原(2011/5/5)

ゴールデンウィークの後半は天気が悪い予報でしたが、5日の夜は晴れそうだったので砥峰高原へ行ってきました。
 
ISSがこぐま座付近を通過するとのことだったの撮ってみましたが、うまくいきませんでした。
この写野から右に行ったくらいから光度が増したのでそちら方向を撮るべきでした。
イメージ 1
 
まずはM13を撮ってみました。
そういえばオートガイドで球状星団を撮影するのは初めてです。
明るいので中央部分が飛んでしまっています。
多段露出して重ねたほうがよいようです。
イメージ 2
M13
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 600sec x 8
 
なぜかオートガイドが安定せず極軸を合わせなおしたり、バランスを取りなおしたりしているうちに時間がなくなってきました。
いて座が上がってきたので付近の星雲を撮ってみました。
イメージ 3
M20 三裂星雲 
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 480sec x 5
 
干潟星雲はもっと枚数を撮りたかったのですが薄明が始まったのであきらめました。
イメージ 4
M8 干潟星雲
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 480sec x 2
 
この日は黄砂の影響があり透明度が少し悪いものの、一晩中風がなく快晴でした。
ガイドが安定しなかったのは赤緯側のグラフがノコギリ状になっていたので、多分極軸があっていなかったのだと思います。
以前、オフアキの星像は長細いと書きましたが、どうやらピントが合っていなかったようです。
ORIONのオフアキを使用しているのですが、ガイドカメラ側にヘリコイドを入れてきっちり合わせるようにしたら、丸い星像になりました。
この状態でのガイドは初めてなので、ガイド不安定の原因はそのせいかもしれません。
次回の撮影で確認しようと思います。

砥峰高原(2011/4/29)

ゴールデンウィーク初日の29日、砥峰高原へ行ってきました。
GPV気象予報では晴れるかどうか微妙なところでしたが、到着してみるととりあえず晴れていました。
しかし、透明度が今ひとつだし、時々薄雲広がってくるといった感じで、あまり良い空ではありませんでした。
 
とりあえず、明るく、そこそこ高度のある対象ということでM81とM82を撮ってみました。
M82の模様がもう少し写ってくれるかと期待していたんですが、透明度が悪かったせいか綺麗には写りませんでした。
イメージ 1
M81 M82
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 600sec x 15 
 
次に天頂付近にあったM101を撮ってみました。
少し風があったので星の形がいびつになってしまいました。
人工衛星の写ったカットも含めて合成してみましたが、この天体はやはり淡いですね。
イメージ 2
M101
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 900sec x 9 
 
今回は透明度が良くなかったので、銀河の撮影には厳しかったようです。
透明度がないときは球状星団のようなはっきりした対象にしたほうが良いようです。

砥峰高原(2011/4/9)

先週土曜日は、夜半から晴れる予報だったので砥峰高原へ行ってきました。
到着時は全天曇りで月も見えないくらいでしたが、月の入り頃から快晴になりました。
 
イメージ 1
M65 M66 NGC3628
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 600sec x 10
 
カメラの撮像素子の掃除を忘れていたのでゴミが写ってしまいましたが、ガイドはほぼ安定していました。
時々風が吹くことがあったので星の形が少しいびつになっています。
 
イメージ 2
M51
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 720sec x 5
 
M51を撮影している途中から風が強くなってきて、結局10枚中5枚しか使えませんでした。
この日は薄明まで晴れていましたが、黄砂の影響なのか今ひとつ透明度がよくありませんでした。
そのせいか、期待したほど淡い部分が写ってくれませんでした。
 
前回、オフアキの写野が半分しかなかったのでプリズムの位置を調整しました。
気になっていたメインカメラの画像への影響ですが、プリズムがある部分の光量低下があるもののフラット補正で何とかなるレベルでした。
しかし、角度を変えてガイド性を探したりすると光量低下する位置が変わるので、少し使い方を考えないといけないようです。
 

八塔寺(2011/3/26)

 八塔寺に行ってきました。
1月にオフアキシスガイダー入手したのですが、なかなか使用する機会がなくてこの日はじめて使用しました。
日没直後くらいに到着し機材を設置していると、ちょうど薄明終了となったのでとりあえず西に傾き始めたM78を撮影しました。
 
イメージ 1
M78
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO800 480sec x 3

なかなかガイドが安定せず使えそうな画像は3枚だけでした。
M78は沈んでしまうので次にM104を撮ろうと思いましたが、高度が低かったのでモンキー星雲を撮りました。
イメージ 3
モンキー星雲(NGC2174)
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO800 480sec x 6
 
オートガイドのパラメータを調整して少しは安定してきましたが、これも沈んでしまう時間になったのでM104に切り替えました。
イメージ 2
M104
Vixen FL102S(f=900mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO800 480sec x 11
 
とりあえず、そこそこガイドしてくれるようになったので連続していきます。
11枚撮ったところで月があがってきたので終了しました。
 
今回はISO800で撮影したのですが、全体的に露出が不足していました。
ISO1600にするか露出時間を長くしたほうが良かったかもしれません。
オフアキを使った感じとしては、いつも使用している400mmのガイド鏡と違い、軸から外れているのため星像が細長くなっていること、それとガイドカメラの写野の半分くらいけられていること、適当なガイド星が見つかりにくく撮影開始までに時間がかかりました。
メインカメラの画像に影響があるかもしれませんが、次回はプリズムをもう少し内側に移動させて写野を確保しようと思っています。

和歌山県串本町(2011/1/2)

この年末年始は天気があまり良くなく、この日も近畿地方は曇りの予報でした。
しかし、串本なら何とか晴れそうだったので、串本へ行ってみました。
日の入り直後に到着しましたが、予想通りの快晴です。
場所は紀伊大島を見下ろす山の上でしたが、初めての場所だったので、暗くなる前に辺りを散歩してから機材の組み立てを始めました。
 
イメージ 1
北側には大きな町はないはずですが、地平付近が明るいのが気になりました。
それでも地平付近の2等星が目視できたので、暗いから目立つだけなのかも知れません。
 
イメージ 2
バブル星雲(NGC7635)とM52
Vixen ED80S(f=720mm)
Vixen SXD
Canon EOS X2改 ISO1600 1800sec x 5
 
まずは、バブル星雲の撮影です。
対象が小さいのでレデューサーを付なかったため、長時間露出になってしまいました。
 
12時過ぎくらいに曇り始めたので、仮眠しつつ晴れるのを待ちましたが、晴れる様子が無いので4時くらいに撤収しました。
結局撮影できたのはバブル星雲が8枚だけ、ガイドエラーと人工衛星のおかげで使えそうなのが5枚だけという結果になりました。
 
冬場の串本は空気が乾燥しているらしく、ヒーターを電源を切っていてもレンズが結露することはありませんでした。
自宅からはよく行く遠征地の砥峰高原への距離の倍もあり、簡単にいくことはできませんが、また行ってみたいところです。
 

はじめまして

イメージ 1
M17とM18
2010/07/17 砥峰高原
Vixen ED80S(f=720mm) + レデューサーFL-102S
Vixen SXD
Canon EOS X2 ISO1600 480sec x 5
 
昨年から天体写真の撮影を始めて、少しずつはまっています。
まだまだ、思うように撮れることは少ないのですが、
気が向いたらアップしていこうと思っています。
 
 
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