猪名川天文台(2019/8/10)

8月10日に猪名川天文台へ行ってきました。

到着したのはちょうど日が沈む頃でした。
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夕焼けは結構きれいでした。
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この日は淀川の花火大会があったので、2分遅れで届く花火の音を聞きつつ双眼鏡で花火見物をしました。
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写真はEOS800Dに150mmのマクロと1.4倍のテレコンをつけて210mmで撮影しましたが少し小さいですね。
300mmくらいで撮ったらもう少し大きく写ったのでしょうが、そんな焦点距離のレンズも望遠鏡も持っていないので仕方がありません。
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30秒露出で連射したものを秒間12コマのタイムラプス動画にしてみました。
コマ数が少ないので動画というよりコマ送りといった感じになってしまいました。


ちなみに3年前に撮ったタイムラプスはこちらです。
6秒露出の写真を秒間24コマの動画にしています。

こちらの方が動画って感じになっています。

この日は天文台のすぐ下の集落でも花火が上がっており、そちらは打ち上げ花火を上からみる格好になってなかなかおもしろいものでした。
また、場所はよくわかりませんが、三田方面、姫路方面でも花火が上がっているのが見えました。
見晴らしのいい山の上にいると、複数箇所の花火が同時に見られておお白いものです。
難点は距離があるので小さくしか見えないところでしょうか。

 


 

和歌山県日高町(2019/8/11)

猪名川天文台で知り合った人たちとペルセウス座流星群を撮影しに行って来ました。
流星群の極大は13日明け方なのですが、天気が悪そうと言う事で1日前日なりました。

現地に到着した時はまだ月が高く、海に光を投げ掛けていました。
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空気の透明度も良いようで、月の近くにいて座とさそり座の尻尾の部分が確認できます。

魚眼ズームMeike 6-11mm/F3.5 Fisheyeの夜空撮影テストをしてみました。
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予想通り月の対角に光が写り込んでいます。
それを除けば結構いい感じだと思います。
拡大してみればわかりますが、ピントを少し外してしまっています。
広角レンズのマニュアルピント合わせは難しいものですが、やり方を工夫してみる必要がありそうです。

撮影準備をしていると、少し雲が出て来ました。
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月が沈む2時頃には雲がよく流れ、時折全天雲に覆われるようになりましたが、ペルセウス群の流星が2枚写っていました。
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ペルセ群ではなさそうですが、他に2枚流星が写っていました。
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撮影データ(4枚共同じ):
Canon EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM(18.0mm F4.0で撮影)
Canon EOS 8000D ISO1600 15sec

3時をすぎる頃には完全に雲に覆われたため、撮影終了となりました。

ペルセウス座流星群といえば極大日の前後数日はかなり流れる印象がありますが、今回は少し少なめな気がします。
2台のカメラで合計700枚以上撮りましたが、結局写ったのは2枚だけでした。
来年は今回より月の条件が良いようなので、期待してみましょう。

夕日 2017年

2017年の夕日、夕焼けの写真です。
撮影場所は全て猪名川天文台です。

2017年3月4日
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この日は黄砂が酷く、日が沈むというより黄砂の中に消えていくといった感じでした。
この写真を撮った後、太陽は灰色になって消えていきました。

2017年3月11日
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雲で日没を見やることが出来ないのではと思っていましたが、直前に雲の下から顔を出してくれました。

2017年4月1日
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この時は雲の中に沈んでいきました。
綺麗に沈む夕日を見るのは、運次第ですね。

2017年5月5日
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この日は比較的綺麗な夕日でした。

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沈んだ後の夕焼けも結構綺麗でした。

2017年6月4日
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この日は滅多にない空気の澄み切った日で、遠くの山もくっきりと見えていました。

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6月だというのに気温は15度以下。
軽装だったので、寒い思いをしました。

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沈みきった後の夕焼け。
遠くの山の形がはっきりとわかります。

2017年8月5日
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沈む寸前に雲がわいてきて、落日は見られませんでしたが・・・

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雲に隠れた時に光条が見えました。

2017年8月26日
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この日は雲が多くて夕日は見られませんでしたが、沈んだ後に雲が真っ赤に染まって、おどろおどろしい空になりました。

2017年12月23日
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放射状にのびる面白い形の雲があったので撮影してみました。

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実際の見た目は、どちらかというとショボい感じだったのですが、写真にすると結構派手になりました。 

夕日 2016年

更新が止まっていた間に撮った写真をボチボチアップしていこうと思います。

PCを漁っていると、夕日、夕焼けの写真が結構あったので年別に載せていきます。

ほとんどは猪名川天文台で撮影したものになります。

2016年7月16日
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この日は曇っていたけど、沈む直前に少しだけ夕日が見えました。

2016年7月23日
夕日のタイムラプス動画を作ってみました。

2016年8月6日
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遠くの山に隠れていく夕日。
大抵は空気が霞んでいたりして、こんな夕日を見る機会は多くありません。

2016年8月11日
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この日も綺麗に山に沈んでいきました。

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沈んだ後は見応えのある夕映えでした。
猪名川天文台は見晴らしがいいので条件が良ければ、こんな夕焼けが見られます。

2016年8月12日
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この写真は猪名川天文台ではなく多紀連山にある駐車場から御嶽の山腹に沈む夕日を撮ってみました。

2016年11月5日
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この日はPM2.5で空全体が霞んでいました。
夕日も沈むのではなく、霞の中で暗くなって消えていく感じでした。

2016年12月17日

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分厚い雲に隠れて見えないかと思っていたら、雲の隙間から見る事が出来ました。

2016年12月24日
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夕日は雲で見えませんが、雲の形が面白いので撮ってみました。

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その後、雲の下に少しだけ夕日が見えました。

こうして並べてみると、日によって見え方が違うので、面白いものですね。

次は2017年分をアップしようと思います。

魚眼ズーム

少し前になりますが、魚眼ズームを入手しました。
Meike 6-11mm/F3.5 Fisheye [MK611F35EF] です。
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購入したのは最近よくお世話になっているAliExpressですが、価格はセール中だったので$76.6 OFFの$183.39でした。
マニュアルフォーカスレンズですが、魚眼レンズとしては低価格な部類かと思います。

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梱包を開けたところ。
外国郵便なので外箱はかなり傷んでいます。
おまけとして、ブロアとストラップが付いていました。
商品サイトにはCleaning Brushとlens blowerが付いてくるとありましたが、ブラシは無くてストラップが2本入っていました。
多分入れ間違えたのでしょう。
こんなことも、海外通販ではよくあることです。
しかし、このストラップ、EOSには取り付けできません。
どうしようかな。

レンズ仕様は以下の通り。
焦点距離:6mm-11mm
絞り:F3.5-F16
レンズ構成:8群11枚
重量:540g
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完全マニュアルレンズなので電子接点はありません。
なので焦点距離、絞りのExif情報は記録されません。
絞りは写真でも解る通り9枚羽です。

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鏡胴は金属製で持ったら少しズッシリした感じがします。
操作リングはマウント側から、絞り、フォーカス、ズームとなっています。
絞りリングはクリックなしのフリーです。
F3.5-16となっていますが、ズーム位置を変えてもその数値なのかはわかりません。
ピント位置はズーム位置によって変わります。
また、ピントリングは無限遠よりかなり外側まで回ります。
超広角なので遠景を撮影する場合、光学ファインダーではピント合わせが難しく、ライブビューで拡大して合わせる必要があります。

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キャップはラッチ式、フードはバヨネット式です。
フードを外すときは横にあるロックボタンを押しながら回すと外れます。
最初、このボタンに気付かずどうやって外すのか迷いました。

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円周魚眼として使用するときはフードを外します。

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付属のレンズポーチはただの袋で少し寸足らずです。

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ワイド端での撮影画像です。
少し露出アンダー気味に撮ってみました。
絞りはF12くらいです。
CanonのAPS-Cなので上下が少し切れています。
Nikonだったらきっちり円周になるかと思います。
最外周は像が滲んでいます。
フレアは少し多めな気がしますが、問題ないかと思っています。
この写真の上の方に虹色の筋が写っていますが、強い光を入れると周辺部にこのような筋が写ります。
写る場所は光を入れる角度によって変わるので、これもフレアの一種でしょう。

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テレ端での撮影画像です。
こちらも絞りはF12くらいです。
太陽が写角のすぐ外側にあるのでフレアが出てますね。
色は結構きれいに出ていると思います。

2万円以下で入手したレンズとしては結構優秀なのではないかと思っています。
天気が悪いので、まだ星空の撮影はできていませんが、どんな感じになるのか楽しみです。

引っ越しました

Yahoo!ブログが閉鎖になるとのことで、こちらへ引っ越してきました。
ここ数年更新をサボっていましたが、またボチボチ更新していこうと思っています。

大台ケ原(2016/5/1)

5月1日に大台ケ原へ行ってきました。

この日は晴れで風も弱い予報だったのですが、到着した時には曇っていました。
イメージ 1

暗くなってからもなかなか雲が切れてくれなかったのですが、22時前には雲が無くなってきました。
しかし、すっきりとは晴れずぼんやりと霞んだ感じで、この場所にしては星が少ない状態でした。
イメージ 2


アンタレス付近付近を撮影してみたのですが、霞んでいて始終雲が通過するためなのか、星がボケてしまって綺麗には写りませんでした。
イメージ 3
さそり座 アンタレス付近
SIGAMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM (F2.8で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO1600 240sec x 28

メインの望遠鏡での撮影では雲に邪魔されて、思うように撮影が進みません。
結局撮影出来たのはこれだけでした。
イメージ 4
M13
Vixen R200SS(f=800mm) + Vixen コマコレクター3
Vixen SXP
Atik 460EX(-20度) + Astrodon Tru-Balance E-Seriesフィルタ
L 90sec x 12 RGB 90sec x 4
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

この日はどうやらガスに追われていたらしく、夜半過ぎに昇って来た天の川も薄くしか見えませんでした。
もっとコンディションのいい日にまた行ってみたいと思います。

砥峰高原(2016/4/29)

GW初日の4月29日に砥峰高原に行ってきました。
この日は夜半すぎに半月が昇って来るので遠出はやめておこうかと思ったのですが、猪名川天文台は混雑しそうな気がしたので砥峰高原にしました。

連休初日だったのですが。到着した時には誰もいませんでした。
イメージ 1

3月末に山焼きされたススキの新芽が出て綺麗な緑の丘になっています。
イメージ 2
このススキの原を散策してみようかと思いましたが、近くから見ると焦げた土が見えて綺麗ではなかったのでやめました。

この日は少し霞んだような天気でしたが、まずまずの空でした。
イメージ 4

暗くなった頃には結構乾燥していたのですが、さそり座が昇ってくる頃には湿度が上がり1分くらいでレンズが結露してしまう程でした。
おかげで写真もこのようにボケボケです。
イメージ 5

上の写真を撮った直後に少し三脚を移動させたのですが、脚が1本閉じかけていたらしくカメラごと三脚を倒してしまいました。
イメージ 3
カメラは無事でしたがレンズはご覧のとおりフードが割れ跳ねた砂利でレンズに傷が付いてしまいました。
フードがズレてピントリングに被ってしまい、ピントを合わすことも出来ない状態です。

この日はPCも不調で望遠鏡で撮影した画像もディスクエラーで消えてしまいました。
3ヶ月ぶりの撮影でしたが、散々な結果となってしまいました。

壊れたレンズはTokina AT-X 116 PRO DXというものですが星空や景色を撮影するのに多用していました。
無いと不便なので後日修理に出したのですが、見積もりでは実売価格より高価になったしまうことがわかりました。
メーカーの修理の話では外側のレンズを交換する必要があるけど旧機種なので部品が無く、現行機種のレンズ部品を使うと全部のレンズを交換しなければならず高くなるとのことでした。
結局、現行機種のAT-X 116 PRO DX IIを格安で販売してくれるということになりました。
結構な出費になってしまいましたが、ネットの最安値よりも5000円程安く新品が手に入ったのが救いです。

井内浦農村公園(2016/1/9)

今年の初めの1月9日に三重県熊野市にある井内浦農村公園へ行ってきました。

イメージ 1
ばら星雲
Takahashi FS-60CB(f=355mm) + Takahashi レデュサーC0.72X(合成f=255mm)
Atik 460EX(-20度) + Astrodon Tru-Balance E-Seriesフィルタ + Astrodon Hα(5nm)フィルタ
L 600sec x 12 RGBHα 600sec x 4
Vixen SXP
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

イメージ 2
マルカリアンの鎖
Takahashi FS-60CB(f=355mm) + Takahashi レデュサーC0.72X(合成f=255mm)
Atik 460EX(-20度) + Astrodon Tru-Balance E-Seriesフィルタ + Astrodon Hα(5nm)フィルタ
L 600sec x 8 RGBHα 600sec x 3
Vixen SXP
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

イメージ 3
オメガ星団
Takahashi FS-60CB(f=355mm) + Takahashi レデュサーC0.72X(合成f=255mm)
Atik 460EX(-20度) + Astrodon Tru-Balance E-Seriesフィルタ
LRGB 300sec x 2
Vixen SXP
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

カタリナ彗星を撮影したのですが、尾の方向を勘違いしていて縦写野で撮影してしまいました。
イメージ 4
C/2013 US10 カタリナ彗星
SIGAMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM (F4.0で撮影)
Canon EOS 800D(ノーマル ISO6400 120sec x 36
Vixen SXP
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

イメージ 5
22時頃にはカノープスが昇ってきました。
この場所は北緯34度なので、かなり高く見めますね。

対角魚眼で天頂に向けて撮影したタイムラプス動画です。
結構雲に妨害されていたようです。
SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM(F4.0で撮影)
Canon EOS X4(ノーマル) ISO3200 30sec x 279

この場所は目の前が海なので暖かい季節は湿度が高そうですが、この日は冬場なので乾燥していました。
我が家からは紀伊半島の反対側になるので遠いのが難点です。
直線距離だと大台ケ原へ行くのと大きな違いはないのですが、高速で京都廻りになってしまうので100km以上遠くなってしまいます。

砥峰高原(2015/12/19)

昨年12月19日に砥峰高原に行った時の写真です。

この日は月が沈んだ夜半過ぎに現地へ到着したのですが、誰も来ていませんでした。
イメージ 1
燃える木星雲と馬頭星雲
SIGAMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM (F4.0で撮影)
Atik 460EX(-20度) + Astrodon Tru-Balance E-Seriesフィルタ
L 600sec x 8
Takahashi FS-60CB(f=355mm) + Takahashi レデュサーC0.72X(合成f=255mm)
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO1600 600sec x 7
Vixen SXP
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

カタリナ彗星を撮影してみましたが、ガイドが安定せず綺麗には撮れませんでした。
イメージ 2
C/2013 US10 カタリナ彗星
SIGAMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM (F4.0で撮影)
Atik 460EX(-20度) + Astrodon Tru-Balance E-Seriesフィルタ
L 300sec x 6
Takahashi FS-60CB(f=355mm) + Takahashi レデュサーC0.72X(合成f=255mm)
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO1600 300sec x 10
Vixen SXP
Kowa LM75JC(f=75mm)
+ QHYCCD QHY5L-IIM + PHD Guiding 2 でガイド

誰もいなかったので、駐車場から少し離れたとのみね自然交流館をバックにタイムラプス撮影をしてみました。
Tokina AT-X 116 PRO DX (11mm F3.5で撮影)
Canon EOS 800D(ノーマル ISO3200 30sec x 90

撮影中に自然交流館方向に向かう車があったので、慌ててカメラを回収に行きました。
車は通過しただけだったので問題ありませんでしたが、うまい具合にヘッドライトに照らされた建物のコマが撮れたので、合わせて比較明合成してみました。
イメージ 3

この日は一晩中一人きりでしたが、おかげでゆっくりと撮影することが出来ました。
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