2014年01月

年始に撮影した分も再処理してみました

年始に撮影した分も再処理してみました。

イメージ 1
クラゲ星雲
星雲の細かい模様を浮き上がらせてみましたが、枚数が少ないせいもあって強調するとやはりノイズが目立ってきますね。

イメージ 2
ふたご座の足元
こちらはカブリがひどかったので、もお画像から擬似フラットわ作成して引いてみました。
全体的に黄色っぽくなっていたのでカラーバランスを調整してみたので、少しはカラフルな感じが出せたのではないかと思います。

イメージ 3
ラブジョイ彗星
こちらも同じようにしてカブリをとってみました。
少しは見やすくなったかと思います。
しかし、明け方の東の空を撮影したにしては不自然な感じですね。

M78とモンキーを再処理してみました

今週末は時間があったので最近撮影した写真の再処理をしてみました。

イメージ 1
M78

イメージ 2
モンキー星雲

とりあえず、年末に撮影したM78とモンキーを再処理してみましたが、撮影画像自体があまり良くないので変わり映えしませんね。、
一応、星の輝きが今ひとつだったのを改善したつもりのなのですが。

岡山県備前市(2014/1/4)

年末年始の休暇も残すところ2日ということで、年末に続いてまた備前市まで行ってきました。
GPVを確認したところ4日の夜は少し微妙な感じでしたが、何とかなるだろうと思い出かけました。
20時前頃に到着しましたが、曇っています。
それに誰も来ていません。
それでも雲を通して明るい星が幾つか見えたので、ゆっくりと機材設置を始めました。
9時過ぎ頃に雲が切れて少し晴れてきたので撮影を開始したのですが、1枚目を撮り終えたところで曇ってしまいました。
おまけに風があったため撮影画像の星は串団子状態でした。
その後同じようなことを何度か繰り返すも、晴れ間は1時間足らずしか続かず串団子を増やしただけでした。
風があるときの撮影はR200SSでは厳しいので、3時前頃に鏡筒をED80Sに交換しました。
鏡筒の交換は配線のしなおし等で時間がかかるので滅多にしないのですが、このときはちょうど曇っていたので実行しました。
交換し終わってしばらくすると風がやんで晴れてきました。

少し西に傾いていましたが、一番雲から離れたところにあるクラゲ星雲を狙ってみました。
イメージ 1
IC443 クラゲ星雲
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Atik 460EX(-20度) + Astronomik LRGB Typ IIcフィルタ
L 600sec x 4 RGB 600sec x 1 Hα 1200sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

そうなるだろうとは思っていましたが、酷いゴーストが写りこんでいます。
左側の明るい楕円は右側の明るい星のゴーストです。
全体的に露出不足のため、明るい星以外はHαの画像になっています。

いつまで晴れているかわからないので、北天の日周運動をとってみました。
イメージ 2

望遠鏡でカラーの画像まで撮影が出来ないかも知れないので、ガイドパックとカメラレンズで同じ場所を狙ってみました。
イメージ 3
ふたご座の足元 クラゲ星雲からモンキー星雲の辺り
SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX (F4.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO1600 300sec x 10

こちらはゴーストはありませんが、150mmでノータッチだったのと低くなりつつある対象だっだのでカブリがあって、あまり綺麗にはなりませんでした。

ラブジョイ彗星が昇ってくる時間になったので、カメラレンズをそちらに向けてみました。
ガイドパックはフリーハンドでの導入なので、うまく入るかなと思っていましたが、一発で真ん中に入れることが出来ました。
イメージ 4
C/2013 R1 ラブジョイ彗星
SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX (F3.5で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik Luminance Filter ISO1600 60sec x 60

望遠鏡のほうもカメラをEOSに付け替えて狙ったのですが、設置場所の関係で植木の枝に邪魔されて、なかなか撮影開始できません。
30分程したら撮影できるようになりましたが、よく考えてから設置場所を決めるようにしないといけませんね。
イメージ 5
C/2013 R1 ラブジョイ彗星
Vixen ED80S(f=720mm) + Vixen レデューサーFL90S(合成f=504mm)
Vixen SXP
Canon EOS X4(ノーマル) ISO1600 240sec x 8
Vixen ED70SS(f=400mm) + Vixen レデューサー(合成f=280mm)
+ Starlight Xpress Lodestar Autoguider + PHD Guiding でガイド

結局この日は3時半くらいから明け方までは晴れてくれました。
年末に行ったときは大勢の方が来られていて賑やかでしたが、今回は一晩中私だけでした。

今回失敗したこと。
赤道儀とコントローラの接続ケーブルのネジを締め忘れていて操作中に「赤道儀との通信に失敗しました。電源を入れなおして下さい。」のメッセージが表示されたので、入れなおすと設定が全て初期化されていました。
しかし、前回の設定を保存しておいたファイルがあったので事なきを得ました。
年末にSTAR BOOK TEN Ver3.30のアップデートが出ましたが、このバージョンからは設定値をファイルに保存することが出来るようになっています。
こんなところで役に立つとは思っていませんでした。
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