2013年06月

またM20を処理しなおしてみました

このところ5月5日撮影したM20の写真をいじりまわしているのですが、毎回処理結果が変わって安定しません。
前回アップした画像は背景が青っぽくなっていたので、その辺りも気にしながら処理してみました。
イメージ 1
しかし今度は黄色っぽくなっているような気がします。
星のない黒い部分はニュートラルになっていると思うのですが、どうも青色がシアンの方によっているような感じなので黄色く思えるのかもしれません。
前回は背景の微光星がくすんだ感じになっていたので、今回は少し増量して立体感があるような感じにしてみたのですが、どうでしょうか。
やはり、画像処理って難しいですね

その後、また少しいじってみました。
イメージ 2
カラーバランスをほんの少しマゼンダの方に振ってみました。
どうやら微妙に緑方向によっていたらしく、これによって黄色っぽいようなシアンっぽいような感じか低減されたと思います。
おまけに星雲の赤色がはっきりして一石二鳥な感じです。
でも今度は背景が赤っぽくなった気が・・・

ホタルを見に行って来ました

日曜日に両親を連れてホタルを見に篠山市まで行って来ました。
昨年も同じ場所に見に行ったのですが、その時に比べると2割くらいの数しか飛んでいませんでした。
時期や時間帯も関係あるでしょうが、昨年はいつもの年より多かったと聞いているので、そんなものなのかも知れません。
時刻が日曜日の20時台ということもあってか、思っていたより車の通りが多く撮影した写真は半分くらいダメでした。
場所が道路脇なので仕方がありませんね。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5
露出時間30秒で連射したのですが、1枚1枚はショボかったので同じ画角のものを比較明合成してみました。
なるべく車のヘッドライトの影響がないものを選んだのですが、遠くからのものは含めたので背景が不自然に浮き上がっている部分があるようです。
飛んでいる数は期待していたより少なめだったのですが、我が親達も数十年ぶりに見る蛍に満足しているようでした。

砥峰高原(2013/6/7)

梅雨入りしてしばらくたちますが、金曜日は晴れそうだったので砥峰高原へ行って来ました。
22時頃に到着すると、既にゆたさんが機材を設置していました。
この日は先日自宅で撮影したパンスターズ彗星を、空の暗いところで撮り直そうというとこで撮影してみました。
イメージ 1
C/2011 L4 パンスターズ彗星
SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX (F4.0で撮影)
Vixen SXP
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik CLS CCD Filter ISO80 240sec x 13

そこそこ写っているかなと思ったのですが、少し露出不足だったようです。
この写真ではよくわかりませんが、尾はもう少し先まで伸びているようです。

次にカメラを付け替えて網状星雲を撮影してみました。
イメージ 2
網状星雲
SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX (F2.8で撮影)
Vixen SXP
Atik 460EXm + Astronomik LRGB Typ IIc フィルタ
温度-9.5度 L 300sec x 8 RGB 300sec x 2
Vixen ED70SS(f=400mm) + Meade DSI Pro + PHD Guiding でガイド

薄明開始まで1時間くらいしかなかったので、時間を短めにして撮影したのですが、やはり露出不足でした。
網状星雲は撮影可能な期間が長いので、梅雨明けしたら撮り直してみようと思います。

ISSが通過することになっていたので撮影してみました。
イメージ 3
カシオペア座とアンドロメダ銀河を通過するISS
一応通過時刻は調べておいたのですが、話し込んでいて忘れていたので途中からしか写せませんでした。
固定撮影のためM31はぶれてしまっていますが、赤道儀に載せて撮影していたら面白かったかもしれません。

この日は梅雨時にひては珍しく一晩中湿度も低く快晴で、天の川も綺麗に見えていて星空を堪能することが出来ました。
来週からはまた天気の悪い日が続くようなので、次回は梅雨があけてからになりそうです。

自宅でパンスターズ彗星撮影に挑戦

先週から梅雨入りしたというものの、今週は梅雨前線が南に下がって中休みと言った感じになっているようです。
昨夜は快晴だったので自宅でパンスターズ彗星撮影に挑戦してみました。
イメージ 1
C/2011 L4 パンスターズ彗星
SIGMA 150mm f2.8 APO MACRO DG HSM EX
+ Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4x DGX (合成f=210mm F4.0で撮影)
Vixen SXP
Canon EOS X2(フィルタレス改造)
+ Astronomik CLS CCD Filter ISO1600 120sec x 30

我が家は北斗七星が六星になってしまうような光害地なので、光害カットフィルターを装着していても3分露出をかけると背景が白飛びしてしまいます。
仕方がないので2分露出で30枚撮影してみました。
かなり暗くなっているらしく、昨日処理した時には写っていないと思っていましたが、処理しなおしたら何とか浮き上がって来ました。
強調しすぎてノイズもかなり浮き上がってきていますが、何とかその姿が確認できます。

イメージ 2
尾の長さがどれくらいか確認するためにモノクロにして白黒反転して更に強調してみました。
はっきりしませんが、尾を全て入れようとすると、焦点距離200mmくらいが適当のようです。

今回はXP赤道儀の彗星追尾機能任せで撮影しましたが、きっちり追尾してくれているようです。
今夜も晴れていたのでもう一度挑戦しようかと思いましたが、昨夜より透明度が悪く目視で北極星が確認できなかったのでやめにしました。

ちょっと追記
この写真、天の北極方向が下になっています。
普段は上が北になるようにしているのですが、勘違いしていたようです。
彗星の右上の明るい星がこぐま座のε星になります。
この後2週間くらいかけてこぐま座のβ星方向に移動していきます。
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