2011年08月

人工衛星の消し方

人工衛星の消し方がわかったので試してみました。
イメージ 1
元画像は1月に撮影した写真です。
M52とバブル星雲のところに1機ずつ飛行機が写りこんでいます。
この写真は30分露出を6枚撮ったうちの1枚ですが、これのおかげでコンポジットに加えられませんでした。
 
イメージ 2
少しガイドエラーがあるので、似たようなエラーの画像を選んでレベルを合わせます。
レベルを合わせたら、ステライメージの差の絶対値でコンポジットします。
 
イメージ 3
コンポジットした画像です。
飛行機の翼端灯と衝突防止等の点滅が抜き出せました。
ガイドエラーでの星の歪みが完全に同じではないので星も薄く抜き出されてしまっています。
次に元画像からこの画像を減算コンポジットします。
 
イメージ 4
よく見るとまだうっすらと航跡が残っていますが、消すことが出来ました。
これくらいならコンポジットに加えても問題なiいでしょう。
 
イメージ 5
飛行機の航跡を消した1枚を加えて再処理してみました。
画像処理の腕がまだまだ安定していないので、以前処理した写真とは違った感じになってしまいました。
これについては数をこなすしかなさそうです。
 

砥峰高原(2011/7/30)

GPV の予報では曇りでしたが砥峰高原へ行って来ました。
やはり、雲の間から天の川が見えるものの、なかなか晴れてくれず、12時過ぎまで待ってもダメだったので、あきらめて帰ることにしました。
しかし、車に機材を全て積み終わったところで、ようやく晴れてきました。
片付け終わっていることもあり、望遠鏡を出す気力がなかったのでポータブル赤道儀で1カットだけ撮ってこの日は撤収しました。
イメージ 1
はくちょう座付近
Canon EF50mm F1.4 (F2.0で撮影)
Vixen GP2ガイドパック
Canon EOS X2改 ISO800 240sec x 11
 
この写真を撮影している間の1時間くらいは晴れていたのですが、11枚目を撮り終えた頃から雲が多くなってきました。
 
このレンズでカラーの星野を撮るのは初めてですが、輝星に青ハロが結構出ます。
少しピントを外してしまっていることもあり、処理前はかなりうるさい感じでした。
画像処理で目立たなくなりましたが、青の彩度をかなり落としているので少し変な感じになってしまいました。
このレンズを使うときは、セミナローバンドフィルタを使って青をカットしてみるといいかもしれません。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • 猪名川天文台(2019/8/10)
  • 猪名川天文台(2019/8/10)
  • 猪名川天文台(2019/8/10)
  • 猪名川天文台(2019/8/10)
  • 猪名川天文台(2019/8/10)
  • 猪名川天文台(2019/8/10)
  • 和歌山県日高町(2019/8/11)
  • 和歌山県日高町(2019/8/11)
  • 和歌山県日高町(2019/8/11)